ぽこママのてくてく日記

妊娠中や子育てのこと、ハンドメイドなど。 ついにママになりました。

子連れの理不尽クレーム!元美容部員が母になって、解ることはあるか?

      2017/12/08

私が美容部員だったころ小さな子供を持つお客様に出されたクレーム。
その理不尽さに当時は、一応はこちらが悪かったと謝罪をしましたし
反省をしたりもしましたが、内心ではまったく納得できずイライラしました。
美容部員になりたてで若かったから
子をもつ母親の気持ちなんて全く分かりません。
自分もいつか母親になったら、そのお客様の気持ちも分かるのかなと思っていましたが
子をもつ母親になった今でも
当時のそのお客様のクレームは納得ができません。

そういう人がいるから子連れが邪険にされたり
妊婦が邪魔扱いされたりするのではないのか?と。

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子連れで化粧品のタッチアップ

あれは私が学校を卒業して、社会人として働き始めて1年ほどの頃だったと思います。
美容部員としてもぺーぺーで、確かに私自身の接客スキルも低レベルでした。

当時、お店には私と先輩スタッフの二人だけ。
とある子連れのお母さんが口紅の色を試したいとやってきました。
接客は先輩が担当。
私は在庫発注などパソコン業務を行っていました。

子供は歩くのが楽しいお年頃。
しゃべったりはしていなかったので
1歳半~2歳くらいだったのかな?
カウンターに座ったお母さんのところでじっとしている訳もなく
お店の外に逃走すること数回。
その度に私は業務を中止し「だめだよ~」と手を引いて母親のもとへ連れ戻す。

口紅のタッチアップだったはずなのに結構時間かかっているな…と思いつつ
あまりじろじろ見ないように私は自分の業務へ戻りました。
その間、私は他のお客様の接客などもしながら
数十分後やっと母親のタッチアップが終わりました。

その親子がかえったあと先輩がぼそり。
「口紅だけじゃなくて、ファンデーションとかいろいろやって結局フルメイクになっちゃったよ。
…お子さんのこと見ててくれてありがとね。大変だったでしょ」と

子供がどこかに行ってしまわないか心配しながら
連れ戻したり、連れ戻すことで機嫌を損ねて泣き出さないか冷や冷やして
内心気が気ではない時間を過ごした私は
大人しく待ってることが出来ない小さな子がいるなら、もう少し手短にお買い物すれば良いのに。
と思いました。

クレームの内容

そして後日、そのお客様からクレームが入るのです。

店員が子供のことを全然見ていてくれなかった。
これならその後に行った洋服売り場の店員のほうが、子供を見ていてくれて良かった。

という内容です。
もう雷に打たれたとしか思えない内容でした。
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他の業務もあったので、確かにお子さんと遊んだりまではしていませんが
子供が店外へ行こうものなら連れ戻したり、危ないものを触らないか気を配っていました。

そもそも子供は保護者(この場合は母親)が見ているものだろう!!
さらに何が衝撃かって、
この母親は店員が子守をすることを当たり前のことだと認識していることに衝撃を受けました。

確かに当時、私は若かったこともあり子供の扱いというものがわからず
一緒に遊んであげたりすることはできませんでした。
それは決して、面倒だからという訳ではなくどう接すればわからなかった為です。
そのために最低限の行動しかできなかったことは認めますが
そもそも、店員が1人だったら子供はどうしたの?
たとえ他に店員がいたって、他のお客様の接客中は誰が子供見るの?
どうしたって放置状態は起こり得るのに
この言われようには非常に理不尽さを感じました。

子供嫌いに

お客様は神様です。
神様ですけど
買い物中子供と店員が遊んでいてくれるということは
こちらの親切としてやっているものであって
有り難がられはすれどそれを当たり前と思って享受し、
なかった場合にクレームするのはいかがなものかと思いました。

そして私はこのクレームをきっかけに子供嫌いになりました。
特に幼児をもつ世代の母親すべてに嫌悪を抱くようになったのです。

こんなとげとげした気持ちでは子連れに優しくなどできません。
別に何かをするわけではありませんが
子連れがいると、邪魔だなとかうるさいなとか冷たいことを思うようになったのです。

それでも当時は
こんなに反発心を抱くのは、自分がまだ子供をもっておらず
世の中の母親の大変さを理解していないせいなのか?と思うこともありました。
自分も母親になればこの時の母親の気持ちがわかるのか?とも思っていました。

母になった今

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しかし母親になった今、思うことは
やっぱりこのクレームは何かが間違っているということです。

もちろんこちらにも非はあったとは思いますよ。
確かにお客様の言う通り、手の空いている(ように見えた)私が子供と遊んであげれば
より良い接客になったでしょう。

母になってから、スーパーなどでも子供に手を振ってくれたり
にっこり笑いかけてくれたりする店員さんには好感を持ちます。
なので、当時の私がにっこり笑って子供のベビーシッターとなって
お母さんはたまの買い物をゆっくり楽しむ。
今ならそうしてあげればよかったと思う気持ちも少しはありますけど、
でもやっぱり同じ母として言わせてもらうのなら

私なら、じっとしていることの出来ない小さな子供をつれて
ゆっくり買い物…ましてや化粧品…ましてやタッチアップはお願い出来ない。ということです。

母親は買い物するななんて言いませんよ。
でもね、方法だって色々あるでしょと言いたい。

化粧品…
なくなったら困りますよね。買いに行かなきゃダメですよね。
…でも今なら通販だってあるし、お店で買うにしてもササっと決めて買えば良いし
色をゆっくり試したいなら子供をどこかに預けてくることだってできる。
それをしないで、店員にベビーシッターを期待して
叶わなかったからってクレーム出すのは同じ母親としてどうかと思うのです。

子供が大人しく待っていられるなら、タッチアップしても良いと思います。
大人しくしてないかもしれないなって思っても
本当に必要な口紅だけさっと塗ってもらって済ますとか
子供がぐずったり、暴れまわったり、動き回ってどうしようもないのなら
途中で諦める周りへの配慮は必要だと思うんです。

子供がいるんだから!と
子供を免罪符のようにしてわがまま放題好き放題は違いますよね。
たしかに仕方のないときは多々ありますが
化粧品をゆっくり試したい♪
洋服をじっくり選びたい♪
は、私の思う仕方のない時ではありません。

この母親には今でも違和感を覚えます。
子連れの自分は優しくしてもらって当たり前って気持ちがずいぶん出ている気がします。

こういう人がいるから
子連れのマナーとか、子連れ様とかそういうことが言われるのではないでしょうか。

例えばこの人がいなければ私は若い時
困っている子連れのお母さんに優しく声をかけることだってあったかもしれません。
電車で泣いている子供にやさしいまなざしを向けられたかもしれません。
私みたいな人が日本中にいるかもしれません。
それは子連れの母親が、自分自身で子育てがし辛い世の中にしてしまっているってことです。

それほど残念なことはないですよね。

奢らず、好意に気が付けるように

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そんなことを言いつつ私も奢りかけたことがあったので一つ。
子供を産んでからのスーパーでのお買い物。
抱っこ紐で赤ちゃんを抱いているとき
とあるスーパーの店員Aさんが
レジを通し終わったカゴを袋詰めカウンターまで運んでくれました。
初めてのことでびっくりしてお礼を言い、なんとも暖かい嬉しい気持ちになりました。

そして次に同じスーパーに行ったとき
Bさんはレジを通し終わってもそういった事はしてくれません。
内心「あぁ、今日は運んでくれないんだ」と思った時、ハッとしました。

違う。あの店員さんがただ親切でやってくれたことなのに
こうやって思う人が多いからダメなんだ。

その後もそのスーパーではAさんのレジに並んだときはカゴを運んでくれて
それ以外の人の時は運んでもらえません。
自然とAさんにはなんだか好感を持ってしまう自分がいますが
故意にはAさんのところに並ばないように気を付けました。
だってなんだか運んでもらうのをアテにしているようではないですか。

カゴを運んでもらう前はそのスーパーの店員さんに不満を感じたことなどなかったのに
いつのまにかAさんは優しいけれど、他の人はそうでもない。という方程式が出来上がってはいないか?
他の店員さんだって、しっかり接客してくれてレジも間違わず通してくれて何にも問題ないはずなのに
他の店員さんにまで私はカゴを運ぶことを当たり前とさせようとしていやしないか?と。

一つしてもらった親切が
いつのまにか当たり前になって
どんどんどんどん麻痺していくから
親切がなかった時に不満を抱く。

なんだかそれって、いやだな。

親切は親切。
人の好意なのに。

当たり前を当たり前と思わないように
してもらったことに気が付けるように
そんな人間でありたいとは思いますね。

きっと私も奢ってしまっている時もあるのでしょうが
(苦笑)
理想は理想です。

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